黄体機能不全を中医学で考える

目次

黄体機能不を漢方で

黄体機能不全の場合、排卵後黄体形成が正常にできていないために黄体ホルモンの分泌が不足している場合のことです。
妊活の場合、黄体の消退が早くなる場合があり早期流産や不妊などの要因と考えれてています。

黄体ホルモンや卵胞ホルモンが不足って

黄体ホルモンや卵胞ホルモンがが不足することで内膜が「フカフカベット」になりにくいことがあります。
着床するための内膜が十分に厚く柔らかいフカフカベットを作るためには、黄体ホルモンと卵胞ホルモンが十分に必要なんです。
フカフカベッドでないと、受精卵が着床しにくい可能性も。
また着床しても栄養を十分にもらえないかもしれません。

黄体不全を中医学からみてみると

中医学的には「腎陽虚」(じんようきょ)体質が考えられます。
処方的には温腎助陽(おんじんじょよう)の作用がある生薬を使うコトが多くなります。
動物生薬が自然と多くなるかも。

残念なコトに、国際的な流れで、以前使用できた動物生薬を使った漢方薬でも、現在は使えない製品があります。
少し古い本や資料だと手に入らない生薬などが表記されていますので注意してくださいね。
海馬(タツノオトシゴ)や鹿茸(鹿の柔らかい角)や紫河車(胎盤)などが使われているのですが、既に一部の海馬は、国際条約の規制対象のため入手できません。
これらの生薬だけではなく体質などを考えて他の生薬を合わせて使用します。
腎陽虚を補うことで黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンを活性化しホルモン分泌を促すとされています。

健康だからできる、フカフカベット(内膜)をスムーズに作る体作りが大切。
基礎体温を見ながら、漢方処方を切り替えていくのが周期療法といいます。
漢方での高温期には肝気鬱血(かんきうっけつ)などを考慮して疎肝理気(そかんりき)薬なども考えるコトが必要なんですよ〜

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (1件)

  • […] 高温期(黄体期)は黄体(排卵後の卵胞)からプロゲステロンが分泌され、基礎体温が上昇することではじまり、妊娠が成立しなかった(胚の着床が起こらなかった)場合に、黄体は小さくなり、機能が低下するとプロゲステロンが産生されなくなり、その結果、子宮内膜が剥がれ落ち、月経の開始で終了します。 […]

目次