30代から更年期の準備 冷えるタイプ編5

自分で自分を冷やしています

風邪をひきやすく治りにくい
胃腸が弱い
体力がない

これらの症状は、一つというより全部、持っている方がほとんど。
なぜなら年齢を重ねると体を温める原動力が衰えて、冷えを強く感じるようになるからです。
後天的な理由として、高齢出産や、大病、手術などの影響で、冷えやすい体質になってしまうことも。
冷え症なのに、冷えをわざわざよび込むような生活をしている場合が多いのも特徴です。
若い時と違って、更年期にさしかかかるころには、足腰が芯から冷えやすく、体が非常に疲れた状態に。
さらに外出がおっくうになって家にこもるといった生活になっています。
症状として体が冷えると、腰痛、関節痛、繰り返しの膀胱炎といった症状も特徴です。
更年期対策をすることで、症状の改善だけでなく、老化のスピードをゆるやかにすることができます。
まずは体を温める、体力を高める漢方的健康法を知っておいてください。

生は食べない(野菜も魚にも熱を)

気がついていますよね。
冷たいものや生ものを食べすぎると、体調不良になっていることに。
加齢とともに回復力も遅くなるので、これから先は、生ものや冷たいものは食べない。
メッチャ簡単。
野菜は生ではなく、必ず火を通して温かいうちに食べるようにします。
その方が消化にもいいんです。
唐辛子、シナモン、ターメリックなど、体を温めるスパイスや薬味を利用するのもよい方法ですが、沢山いれると胃腸の負担になります。
適量ですね。
羊肉やえびなど、体を温める作用が強い食材も、女性にはオススメ食材です。

入浴はやや熱めの湯で無添加、無香料の入浴剤

全身を簡単に温めることができるのが入浴。
その前に冷える場所で長時間過ごさないように。
夏は冬より意識してください。
冷房対策をしっかりと。
家では、食器洗いや掃除の際に、冷たい水をできるだけ使わないこと。
寒い時期の夜のトイレは、暖房も大切。
お風呂は、体を温める効果を持無添加、無香料の入浴剤を使い、全身をゆっくりと温めてください。
やや熱めのお湯でもよいのですが、その場合は保湿対策に、はちみつ、米ぬかなどもオススメ。

冷え症と免疫と抵抗力

冷え症は風邪をひきやすいし、こじらせやすい方が多いんです。
無理がきかない、ということですね。
まずは、風邪をひいたかな?と思ったら早めの対策が必要。
温かいおかゆでも食べて、ゆっくり眠るようにしてくださいね。
ちなみに、おかゆと、おじや、は違います。
ねぎやしょうが、シナモンなど、体を温めて発汗させるスパイスもオススメ。
ふだんの食生活や生活環境に気をくばり、冷え体質が改善されていけば、抵抗力もだんだんと強くなります。

太谿(たいけい)

内くるぶしとアキレス腱の中間にある「太谿(たいけい)」と、おへそから指3本分下にある「関元(かんげん)」のマッサージを。
体を温める原動力を高める効果があり。

首を温める

首、肩、ひじ、おへそのまわり、腰、ひざ、足首、かかとなど、冷えが体内に入り込みやすいポイントを温めるようにします。
あまり知られていませんが、かかとは、地面の冷えを、そのまま取り込んでしまいます。
つま先も大事ですが、まずは、かかとを温めください。
また足首やかかとが露出するサンダルは冷え症の方には向きません。

繰り返しますが、体を内側から冷やさないように。
果物には体を冷やす作用を持つものがたくさんあります。
特に、南国の果物はできるだけ食べない。
もちろんアイスクリームやジュース、冷たいお茶のほか、生野菜、刺し身などの生ものも、体に入れないように。
入れたら、しっかりとフォローしてください。

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