30代から更年期の準備 クヨクヨ編2

くよくよタイプの更年期はドキドキする

最も更年期の症状が重くなりがちなのが、「くよくよタイプ」です。
特に、精神的な症状が悪化することが多く、人によっては、不安神経症やうつ病になることも。
更年期を楽に過ごすためには、とにかく準備が大切。
なぜなら、このタイプの更年期は、繊細で感受性が強い女性が多く、自分から悩みを抱え込んでしまいます。
そのため、他の人が気にしない、ささいなことでもくよくよと考え込んでしまいます。
何事にも自分の世界にこもりがちに。
症状としては、眠りが浅く、現実の悩み事がそのまま夢に表れたりします。
ちょっとしたことで驚きやすく、動機がするのもこのタイプの特徴です。
そのため心臓には何も問題がないのに、不整脈や頻脈が表れることもあります。

寝る前の時間は自分の時間としてすごす

睡眠は質・量ともに大切。
ところが、クヨクヨタイプの方の特徴として、寝付きが悪かったり、眠りが浅くて夢ばかり見るなど、不眠の相談が多くなります。
対策としては、せめて寝る前の1時間は、好きな音楽を聴いたり、スマホやTVを消して、気持ちをリラックスさせせてください。
スマホやTVは、心が活発になります。
また、寝る前に安眠作用を持つなつめのお茶を飲むのもおすすめ。

食べ物は血を補う食材

漢方では、体に必要な血が不足していると、うつや不安感などの心の症状が出やると考えられています。
そのため食生活には、血を補って心をおだやかにする食材がオススメ。
なつめやゆり根、松の実、小麦(全粒または全粒粉がよい)などバランスが大切。
意外と食事にも傾向が現れたりします。
普段から淡白な食事を好んだりしていませんか。
レバーや赤身の肉、青魚なども適度に食べることが大切。
色の濃い野菜にも補欠作用があります。

ぬるめの半身浴と保湿

もう一つの特徴が肌の乾燥。
そのため、お風呂にも注意が必要なんです。
熱すぎる湯は、肌を乾燥させてしまうんです。
また、汗をかきすぎると疲れもとれず、よけい気持ちが落ち込んだりします。
なので、サウナは×。
よく健康情報で言われているぬるめのお湯に、腰から下だけつかる半身浴がオススメ。
めんどうな時は足だけを少し熱めのお湯に短時間つける足湯が簡単です。
保湿対策として、入浴剤代わりに牛乳、はちみつなど試してみてください。
チョットべとつきますけど。
米ぬかや桃の葉、びわの葉などのエキスが入った入浴剤もよいでしょう。
そして、上がったあとは温かい飲み物で水分補給をすることが大切です。
できれば、お風呂に入る前にも温かい飲み物で水分補給しておいてください。

労宮(ろうきゅう)

気持ちが不安定なときには、手を握ったときに中指が当たるところにある「労宮(ろうきゅう)」と、手首の関節に中央から親指2本分ひじ寄りにある「内関(ないかん)」を指でもみほぐしてみてください。
意外と速効性があります。

意識して外に出る

ただ今、不要不急のため、外に出ることは難しく不安感やうつがますますひどくなってしまうことも。
あまり気がすすまなくても、たまには新しいスポットに出かけたり、人を会うなど、刺激を受けることの大切なのですが、難しいですよね。
近所の散歩くらいは、試してみてください。

他にも試してみて欲しいことが。
寝る前に悲しいことやむずかしいことを考えないようにしてみる。
昼間に忙しくしているぶんにはいいのですが、寝る前に重要な書類を読んだり、パソコンに向かうのは寝付きが悪くなります。
なぜなら眠ってからも仕事のことを考えてしまい、眠りが浅くなる原因になるからです。
悲しいドラマや怖い映画、ミステリー小説なども、寝る前は控えてみてください。
どうせ見るならお笑いがオススメ。
もちろん夜更かしはしない。
夜遅くまで起きていると、それだけで血が消耗されます。
エネルギーも不足して、さらに体調が悪くなる原因になります。
遅くても11時までに寝る練習をしてみてください。

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