菜食主義じゃない雑食が漢方の基本「肉」だって健康のために食べます

最近、極端な菜食主義が健康に良いという考えをよく聞くようになりました。
漢方では、バランスを大事にします。
偏ることなく食べることが健康には大切だと信じています。
どのようにバランスをとるのか。
それは、四多、四少なんです。

「四多、四少」の食事術とは

「四多、四少」は、字のごとく4種類を多く体に取り入れ、4種類を少なくすること。
「四多」は、タンパク質の多い魚、豆、赤身、ミルクなどを食べ、多くのビタミン類(野菜、果物類)もとり、お茶をたくさん、酢も多くとること。

「四少」は、少塩、少糖、少飲酒、少食です。
皆さんが良く知っている健康法ですね。
塩分の摂取は一日6g以下に抑えてください。
最近の食事は、一日あたり14〜16gもの食塩が含まれているようですが、これはとりすぎです。
健康のコツは腹八分目。
長生きをするには、少食によっておなかをいつも清らかに保つことなんです。
仏教には独特の養生法として断食があります。
最近、断食をはじめられる方が増えています。。
週一日何も食べず、果物か水をとるというプチ断食。

私の経験から、この方法は胃腸の機能を調節し、からだに元気になるのが実感できました。
近年の断食法の発明者はフランス人とかで、彼の家では年取った雌の鶏を飼っていましたが、卵を生まなくなったので、一週間の間何も食べさせなかったといいます。
フランス人は可哀想に思いまた食べ物を与えたところ、その鶏は若返り、新しい羽も生えてまた卵を生むようになったそうです。
彼はこのことに啓発されて、自ら週一日断食し、結果として以前より元気になったとのことです。
この方法はヨーロッパで盛んになり、今では香港、中国内陸まで伝わって、一般に受け入れやすい断食養生法となっているんです。

酵素ファスティング

酵素ファスティングは酵素断食とも呼ばれ、一定期間普通食を植物エキス醗酵飲料に置き換えておこなう食事療法です。
私も一年に数回、1週間ほど、酵素だけで過ごします。
体重もコントロールできるのですが、より体が軽くなった感じがします。
酵素を使用することで、空腹感も少ないのが継続できる理由でもあるんです。

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