糖尿病と診断されたら、自分の状態を客観的に知ること

糖尿病の合併症は血管の病変から調べよう

とんな病気でも同じですが、自分の状態がどの程度なのかを自分で知ることが大事です。
そのためには、自分の状態について学ぶことです。
ネットでもいいですが、できれば「本」を読むことが大事です。

なんでもネットで済ませると、病気の場合、間違った「常識」を信じてしまうことがあるからです。
本とネット情報の違いは、本の場合、できるまでの時間が違います。
時間だけではなく、本は、発行されるまでに多くの人の手によって内容を確認されることになります。
そのため内容が正確になります。

ある程度、本を読まれてからネットなどの情報に触れることで、正しい情報を自分で精査できるようになるはずです。

血液検査で調べる

糖尿病患者の血管障害からくる合併症を早く見つけるには、ときどき眼底検査で動脈硬化の有無を調べたり、また尿タンパクの検査が欠かせません。
糖尿病と腎臓病では、尿中に大量のタンパクが排泄されるようになります。
また、血液検査でも糖尿病の血管障害の有無が、かなりの確率で分かります。
代表的なものが、血液成分中のvWF:Ag値が、血管壁の損傷程度の指標となります。
糖尿病による血管障害がある時には、この数値が高くなります。正常値は93.34%±32.08%です。

糖尿病が辛いのは透析をすりょうになるから

放置しておくと最も危険な病気が糖尿病といわれています。
理由は簡単で、今後の生活を普通に過ごすことができなくなるか、あるいは寿命を縮めるからです。
最も怖い合併症は腎不全です。
現在、透析を新たに受けられる方のおよそ半分の方は糖尿病の方です。
つまり、透析を新たに受けられる方の2人に1人は糖尿病。
10年前のおよそ2倍で、現在では糖尿病が透析を必要とする病気のナンバーワンになっています。

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