漢方のお仕事:体外受精の成功率を:Step4

不妊専門病院でサプリや漢方が使われている事実

不妊治療で通っていて、漢方が処方されたりサプリメントを勧められていますよね。
私達「子宝カウンセラーの会」が以前から行っていたことです。
沢山の実例や検証を重ね、エビデンスなども集め、データとして積み重ねてきたことが、今、広がっています。

ナニもできない、というのは思い込みです。
ナニも始めないというのが、本当の「今」なんです。

後悔しないために、始めること。
始めるために、まずは、データがしっかりしていることが重要です。
時間が、無い、というのであれば、まずは、スグにでもお話しを聴きに行くべきです。
そして、自分で考えることです。

自分にナニが合うのか?
それは、自分で試してみるしかないのですから。
ナニもしないのか?
ナニかを始めるのか?

どちらが、妊娠しやすいでしょう。
行動するのは、自分しかいません。

西洋医学治療 体外受精

排卵誘発剤で卵巣を刺激して卵を育て、膣から針を刺して卵を採取し、採取した精子と容器の中で受精させます。
採卵後、2〜3日後に順調に育った受精卵を子宮に戻し(胚移植)、無事に着床すれば妊娠が成立します。たくさんの胚(受精卵)があるときは凍結して、その後に治療に生かすこともできます。
妊娠率は施設差もありますが、一般的に15〜20%程度。
卵管・排卵障害や抗精子抗体があるとき、男性不妊のときなどに行われます。
費用は1回20万〜50万くら(顕微授精はプラス5万〜10万ほど)。

漢方でできること

3つの段階に分ける

1)準備段階

排卵誘発剤を投与していない準備段階では、排卵誘発剤の副作用を軽減するだけでなく、いい卵が成長し、スムーズに排卵できるように、「腎」の機能を高める漢方薬を服用します。

西洋医学では、卵巣機能の調節を目的に、エストロゲンとプロゲステロンを服用する「カウフマン治療」が行われることがありますが、服用後は、「血」のめぐりの悪い「瘀血」になりやすいので、「血」のめぐりをよくして、卵巣機能や子宮内膜の状態を整えます。

2)排卵誘発剤の使用〜胚の移植まで

排卵誘発剤には、大きく分けてのみ薬と注射がありますが、注射は作用が強く、副作用も出やすくなります。
おなかの張りや痛みがあるときは、漢方的に見ると体に水分がたまっている「水湿」、「血」のめぐりが悪くなる「瘀血」の状態になっているので、体、全体のバランスを整える漢方薬が使用されます。
また、胚の移植前には子宮内膜の状態を整えるために、「血」のめぐりをよくする漢方薬が使われるのですが、出血なども考えて補血も視野にいれて選択していきます。

3)胚の移植後

胚の移植後はスムーズに着床できるように、移植前から子宮内膜の状態を整え、また、着床後の流産を予防するために、卵巣機能をつかさどる「腎」を高める漢方薬を使います。
受精卵の成長や、妊娠経過に支障ない、「血」を増やし、めぐりをよくする漢方を使います。
また、胚の移植を行わないときも、採卵後は「血」のめぐりが悪い「瘀血」になりやすいので、漢方薬で体調を整えます。

出産を準備する漢方

妊娠がゴールではありません。
この時点で、すでに出産までのことが考えるのが漢方。
なぜなら妊娠しやすい体作りと出産までの体作りは「違う」からです。

みなさんは、妊娠することがゴールなのですか?

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