妊活と食事の微妙な関係:できることを始める

妊活相談で困る食事について

不妊治療相談の質問で、多いのが「何を食べたらいいのですか?」です。
漢方の世界では色で判断しています。
黒がオススメ。
例えば、白ゴマより黒ゴマ。
妊活に良い食べ物を選ぶより、避けて欲しい食事の方が大切です。
妊活に良い食べ物ばかり食べようとすると、自然と栄養が偏ってしまうことがあるからです。
また、継続も難しくなります。

避けて欲しいのは、食事以外の「食」です。
ジュースやお菓子などなど。
また、冷たい食べ物。
他にも、沢山有るのですが、難しい問題があります。
それは、「何も食べるモノがない」と言われることです。
そんなことはないんです。
ただ、好きなモノが妊活に影響があるかもしれない食べ物ということだけ。
基本は「和食」をイメージしてください。

昔ながらの和食で、体を養おう

妊娠のための体づくりには、「腎」の機能ばかりではなく、体のエネルギーである「気」や、ホルモンや妊娠と深い関係にある「血」も不足のないようにしておくことが大切です。
「気」は飲食物から生み出されるため、胃腸の働きを整えておきましょう。
さっぱりした和食中心の食事にして、できるだけ煮炊きした温かいものを食べるようにします。
パン食よりも、おかゆや雑炊、ご飯とみそ汁のような汁けのあるものを加えた献立が理想的です。

和食を難しく考えない

私の朝食

ここで大事なのは、肉を食べるな、と言っていないことです。
肉、魚は、食べてください。
タマゴも大丈夫です。
ごはん、汁、副菜、メイン
ご飯も白米で大丈夫。
実は、漢方では玄米も雑穀米も、体調、体質に合わせて食べて貰います。
誰でも食べて良い、というわけではありません。
わからない時は「白米」がオススメ。

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