夫が妻の生理周期を何気に知っておくだけで平和になることがある:正しい生理

なにげに計算している生理周期

新婚当時、嫁がイライラしていると
「生理なの」
って聞いて、軽い言い争いになっていました。
どうやら、生理のせいには、したくないらしい、ということに気づくのに2年くらい必要だったのはナイショです。
私はできる夫なんです、、、
たぶん。

気づいてからは、なるべく生理の周期を計算して予定表に入れておくようにしました。
もちろん、予定表には「仕事」として記入。
ある意味、仕事だよね。

気づかれないように、さりげなく。
自分で知っておくだけで、いいよね。
このさりげなくって、スゴく難しい。
特に嫁には、ほぼ、隠し事できないんですよね。
ナゼかバレる。
バレたら、、、、、

正しい生理4つのポイント

まずは生理の状態を、4つのポイント。
下記の4項目のうち、正常範囲に当てはまらないものが1項目のときは、しばらく様子をみてください。
2項目以上が当てはまるときや、以前と違う状態が続いているとき、激しい生理痛などを伴うときは、早めに婦人科を受診してくださいね。

1:生理周期と生理の日数

□周期(28〜35日ぐらい)
□日数(3〜7日くらい)

月経周期は28〜35日ぐらいがひとつの目安となっています。
それまでと違う周期の乱れが3回以上続く場合、卵巣機能のトラブルが考えられます。
漢方的には周期が21日以下の場合は、卵子の成長が充分ではなく、反対に40日以上の場合は、卵子の成長が止まったり、排卵がスムーズに行われていないなど、どちらも妊娠に欠かせない卵子の成長に影響が出ていると考えます。
生理の持続日数は3〜7日くらいが正常範囲と言われています。
3日以下、もしくは1週間以上続くようであれば、漢方的に妊娠に不可欠な「血」が不足した「血虚」や、「血」のめぐりが悪い「瘀血」などが考えられます。

2:経血量

□初日が少なく2〜3日目が多い
□就寝中は、夜用ナプキン1枚で足りる

経血量は初日を4日目以降は量が少なく、2〜3日目は多いのが一般的です。
経血は受精卵のベッドとなる子宮内膜がはがれ落ちたものです。
経血量の多さと内膜の厚さには関連があると言われています。
そのため経血量が少なすぎるときは子宮内膜が薄く、着床しにくい可能性があります。
また無排卵月経も内膜が厚くならないため、少ない経血がダラダラ続くことになります。
他にも経血量が1日目、もしくは最後の日だけ極端に多い場合、漢方的にみると経血の排泄がスムーズに行われていないと考えられています。

瘀血によって「血」のめぐりが悪く、そのため内膜が硬くなり、着床しにくいことなども考えられます。
気をつけたいコトは、以前と比べて、夜用ナプキンを何回も替える必要があるほど、経血量が増えた場合。
子宮筋腫や子宮内膜増殖症などが考えられます。
まずは婦人科で相談してください。

3、経血の色

□普通の血液よりやや濃い色

経血は普通の血液よりも、やや濃い色が一般的とされています。
もちろん、例外もあります。
そのため色だけで生理や子宮のトラブルは判断できません。
それでも、いつもより黒っぽく感じた場合、冷えなどが原因で起こる、「血」のめぐりあ悪い「瘀血」状態の可能性があります。
逆に、経血の色が普通の血液よりも赤く鮮やかなときは、体に「熱」がこもっていることが考えられます。
熱がこもると、経血量が多く、周期も早まることが多くなります。

4、経血の状態

□大きなかたまりや細かい粒々がない
□粘度が高くない

正常な経血は、かすかに粘りけがあります。
かたまりなどは、ないこになっています。
そのためレバー状の大きなかたまりや、小さな粒々がいつも交じるときは、「血」のめぐりが悪い「瘀血」か、「気」のめぐりが滞っている「気滞」の状態になっている可能性があります。
経血にはねばりがあるのが普通ですが粘度が高いのは、注意が必要です。
なぜなら、かたまりになる直前の状態の可能性があるからです。
体に必要なうるおいを与える「水」が足りない状態の注意信号。
これらの症状のほとんどが「腎」の働きが弱まり、ホルモンバランスが乱れている体から注意信号なんです。

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