冷え症の自覚があるのに冷やす生活習慣を続ける理由

冷え性体質「衣食住」に問題

漢方相談でも季節に関係なく冷え症の相談があります。
体質的に冷え症の人が多いのかもしれません。
ニュースなどで低体温状態(36度以下)の話題も伝えられますよね。

漢方相談の相談数でも全国的に「冷え」は年齢・性別を問わず、常に上位にあります。
日本人の冷え症体質は、衣食住の習慣からきている可能性が高いんです。
食生活では、肉、魚、野菜、いずれも生が大好き😀
生ものの摂りすぎは、体を冷やします。
中国漢方ではキュウリやトマトですらいためて食べるように教えられます。
キュウリを温めるって、想像できます😀

フラペチーノにタピオカ

飲み物も冷やして飲むのが好きですよね。
冬でもレストランでは氷水が出ます。
青森市内でも清涼飲料の自動販売機では冷たい飲み物が売られています。
カフェではフラペチーノにタピオカ。
冷えるだけですよね。

風呂上がりのビールも冷やしている

中国には「久而増気」という言葉があります。
一つのものを長く食べ続けると、その気が増えるという意味です。
今でも食生活に生きています。
熱いものをたくさん、しかも長く摂り続けると陽気(体を温めるエネルギー源)が増え、冷たいものの摂りすぎは、逆に陽気が減っていく。
ふろ上がりのビールも陽気を減らしているんです。

オシャレは我慢

服装でいえば、冬でもミニスカートで頑張る女性が多いですよね。
冬は寒冷の刺激が強く、陽気の消耗も激しいんです。
おしゃれ感覚を楽しむのもいいが、衣服によって陽気を守ることも大切。
人には、それぞれの生活習慣があるのはわかります。
それでも自分が冷え症体質と思うのであれば、衣食住をもう少し考えてみてはどうでしょう。

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