免疫の働きがコロナウイルスの肺炎になる理由らしい

流行している新型コロナウイルス(新型肺炎)ですが、感染しても多くの場合、鼻と喉にとどまっている限りでは軽い症状ですむそうです。
困るのは肺まで届いた時だそうです。

ここで、皆さんが誤解しやすい免疫についてです。
今回の報告では、免疫について書かれています。

ウイルスが上気道にとどまれば、通常はそれほど重症化しない。ただ、肺組織まで下りていった場合、より深刻な段階に進む引き金となり得る。
肺炎を引き起こすウイルスの直接的なダメージに加え、感染に対する体の免疫反応が二次的な損傷につながるためだ。

Bloomberg Jason Gale

注意して欲しいのが、免疫が皆さんの思っているような働きではなく、2次的な症状の悪化の1つになっているということです。
重症化する理由が、ここに書かれているんです。

二次的な細菌感染は、組織の活性化を可能にする重要な気道の幹細胞を破壊し得るため、特に大きな脅威となる。この幹細胞なしでは「肺の修復は物理的に不可能」になるとタウベンバーガー氏は説明。
酸素を取り込む器官である肺の損傷は腎臓や肝臓、脳、心臓などの機能を損なう恐れがある

Bloomberg Jason Gale

自分の体を守るために、症状が悪化しているかもしれない、ということは理解しておくべきコトです。
そうでないと、多くの情報を誤解してしまうことになります。
事実と現実は、自分が思っている常識と違うコトが多くあるんです。

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