体調に問題がないけど病気が進行中という不思議(健康の非常識)

イメージではなく情報の整理と思考

病気を正しく恐れる。
凄く大事なコトです。
では、どのようにして正しく恐れるのか。
まずは、情報を整理することが大事です。
情報を集めるだけでは恐怖が大きくなるだけなんです。
怖い情報や怖がらせる数字が、ネットには溢れています。
前向きな情報や幸せな気持ちになるニュースは、そもそも少ないんです。
だからこそ自分で判断することが重要。
ネット情報は少し勉強しないと判断できないこともあります。
それだけ、内容も不十分な場合があるからです。
沢山の情報に簡単に触れることができるため、振り回されている方が多いように思います。
不妊治療や感染症なども、ネットの情報やTVなどの情報の影響を受けて自分で判断できないと、行動にも問題がでやすくなります。
問題行動をおこしても本人は気づけません。
自分で判断できていないからです。
不妊相談をしていて、研究情報やエビデンスなどをお話しすると、多くの方が「知らなかった」「いつ変わったの」と言われます。
少しだけ、情報を絞って、自分で考えてみてください。
それだけで、不安が減っていきます。

体調が良くても病気だったりする

最近では多くの疾病が不規則な生活習慣から生じることが分かってきています。
例えば、喫煙、節度のない飲酒、麻薬、薬物の濫用、過食、肥満、異常性行為及び生活リズムの乱れ、運動不足等は疾病の原因、あるいは誘因となっています。

現状の社会では自ら健康を維持するために、養生が大事。
そしてメンテナンスすることで病気を未然に防止することが必要になっています。
以前にもお話ししましたが、体調が良くても病気の場合があります。
中医学の疾病観では、病気にかかる一つの要因は「邪気」とされています。
それに相対するのが、人体中の抗病能力の「正気」です。
疾病とは、正気と邪気との戦いのようなもの。
人体の正気の重要性が強調されるのは、身体の中に正気があれば、邪気の侵入を防げる、とする考え方が基になっています。

自分の体で予防という意味

現在のインフルエンザなども漢方では邪気と考えられます。
ということは正気を高めることができれば侵入を防げるということになります。
皆さんの周りにもおられますよね。
周りがインフルエンザに感染しても、ナゼか感染しない人。
漢方的には正気の働きがしっかりしているからなのかもしれません。

疾病とは体のバランスが崩れていること

疾病とは、身体の一部の器官の組織と働きが異常な状態にあるためで、それが身体全体の機能の不調につながります。
特に、人体内部の抗病能力と自分自身で健康のバランスをとり、安定状態を保つ能力、それに「扶正去邪(ふせいきょじゃ)」(自分自身が持っている正気が強ければ、邪気を追い払うことができる)が」必要とされます。
そこで養生によって、身体の免疫力を高めて、疾病の発生を予防することが大切なこととなります。

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