ガンの早期発見が大事なのに腫瘍マーカー検査をしないのはナゼ?

腫瘍マーカーがオプションだから

健康診断には、ナゼかオプションが存在します。
本当に必要なら、オプションとかにならないはずなんですけど。
腫瘍マーカーは、検査できない部分のサポートと捉えてください。
つまり、見えない部分や、検査していない部分のガンを見つける可能性があるということです。
腫瘍マーカーが陰性でも、ガンの可能性はあります。
それでも、検査しない部分の目安には確実になります。
できるだけ、一般の健康診断だけでなく、腫瘍マーカーも検査することをオススメします。

予防と治療の「三早」戦略

ガンの有効な予防と治療のポイントは、早期発見、早期診断、早期治療の「三早」戦略です。
現代の医療では、約70〜90%の早期ガンは治療が可能です。
早期ガンというのは、ガン細胞の数がやく百億〜千億個、中期ガンでは約一千億〜一兆個、末期ガンでは一兆個以上といわれています。
早期ガンは視覚的な検査方法では発見が難しいので、必ず生化学的検査を行うことです。
ガン細胞は、ある種の特殊なタンパク質を作ります。
この物質は血液や尿から検出することができます。
これが腫瘍マーカーです。
例えば、消化器系のガンではCEA、肝ガンではAFPなど多数の物質が知られています。
また、肺ガンではP53ガン抑制遺伝子の変異を伴います。
一方、DNAの損傷具合を測ることでガンの可能性を調べることもできます。
損傷の度合いがひどければ、細胞の突然変異が起こる可能性があります。
いずれにしても、しっかりした検査方法によってのみ、早期発見、早期予防が可能になるのです。

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