「血」のドロドロ度をチェックしてみよう

血をサラサラに「ドロドロ度チェック」

「血液ドロドロ」とは、血の巡りが悪くなっていたり、血液中に余分なものがたまっている状態。
漢方では「瘀血」と呼ばれています。
まずは下記をチェックしてみてくださいね。
ひとつでも当てはまったら要注意。

1、肩こりがある
2、生理痛がひどい
3、月経血の中にかたまりが交じることがある
4、しみ・そばかすが多い
5、便が黒っぽい
6、唇が紫がかった色をしている
7、親指のつけ根の静脈が青く浮き出ている
8、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫がある

私達の生活そのものが、血を汚したり、血のめぐりを悪くするようになっています。
そのためか、気づいた人から血液の健康状態を気にする人も少しずつ増え、「血液サラサラ」は一般的に認知されだしています。
だからこそ、本当に大切なのは、多くの情報に惑わされず、他人と比べないで、自分の体質に合った生活や食事、漢方薬を選ぶことが重要になってきているんです。
サラサラの健康な「血」のために、自分の今の血液の状態と、体を知っておいてください。

血液だけでなく、血管の両方を知っておく

「サラサラ血液」とは?
赤血球や白血球、血小板の数や質が正常だけではなく、肌や髪の毛、もちろん内臓など、体のすみずみまで栄養を与える機能が正常であること。
また老廃物などのゴミがたまっていない代謝が正常であることも条件になっています。
血だけでは無く血管が丈夫でなければなりません。
血管は加齢によって少しずつ老化していきます。
新陳代謝の衰えとともに血中の老廃物もたまりやすく、血液のドロドロ度が高くなります。
だれもが、例外なく年を重ねることで、今まで以上の血液ケアが必要になります。

自分では気づけない血液の状態

そもそもドロドロ血液の原因は、身近な生活習慣。
ストレスの多い生活をしているだけで血管の緊張度を高め、血をめぐらせるパワーである「気」のめぐりが悪化します。
運動不足もドロドロ血の原因です。
もちろん、食事では肉類や油っこいものが好きだったり、野菜などの食物繊維を多く含んだ食品をあまりとらないことも深く関係します。
今の生活に当てはまること、多く有りませんか。
気づいたらドロドロ血液ってことに。

瘀血になりやすいのは女性

漢方では月に1回生理があり、体の大掃除でもある出産を経験する女性は、男性よりドロドロ血液になりにくいといわれていたんです。
最近では少し違っているようです。
なぜなら出産回数が減り、ストレスや運動不足、不規則な生活習慣といった場合、男性並みのリスクがあります。
実際に、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣嚢腫など、血液ドロドロと関係の深い病気が多くなってきています。

30代までの女性の体は、女性ホルモンの働きに守られているため、血液ドロドロによる生活習慣病や循環器系の病気にはなりにくいんです。
女性ホルモンほ分泌が減りはじめる40代になると、徐々に血のめぐりが悪くなり、閉経するとさらにドロドロの度合いが高くなります。
更年期などの症状が出る前に、体のメンテナンスを始めてください。

血液ドロドロを6つのタイプにわけると、2つ以上を兼ねる人が多い

原因別にタイプを分けると気づくのですが、1つだけではなく、複数の原因を兼ね備えている場合がほとんど。
特に、「元気不足」+「貧血」、「貧血」+「うるおい不足」、「元気不足」+「余分なもの」、「ストレス」+「うるおい不足」などは、実際によくみられる体質傾向です。
1つの方法にこだわらず、自分の当てはまるタイプの改善法を組み合わせるようにしてください。
もし、かなり迷ったり、気になる不調があるのでしたら、自分で判断せず、一度専門家に相談してください。
体質傾向は年齢や環境などによっても変化します。
自覚症状が変わったと思ったときには、もう一度チェックしてみてくださいね。

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