血の流れが悪い瘀血(おけつ)ってナニ?

健康情報でよく耳にする血の流れが良いとか悪いとか。漢方のことを調べると瘀血(おけつ)という言葉をよく目にします。今回は血の流れについて少しだけ勉強してみましょう。

瘀血(おけつ)の種類

瘀血(おけつ)の症状は病気のバロメーターです。発見が早ければ未病の段階で良くすることができます。淤血(おけつ)には特有の症状があります。まずは見逃さないことが大切です。淤血(おけつ)は個人個人で微妙に違っています。
大きく分けて2タイプ。

1)心臓に問題があるタイプ

心臓は、全身に血液を送り出すポンプです。心臓を動かす力を「心気」といいます。心気が弱くなると、血液を送り出す力が弱くなります。つまり、血液の流れが遅くなるのです。川の流れもゆっくり流れると川の底に石や砂が溜まりやすくなりますよね。血も同じです。流れが遅いと、瘀血になりやすくなるのです。

2)血管に問題のあるタイプ

コレステロール値が高い方や高脂血症や高血圧症などで固くなった血管は、弾力性が無いので脆く傷つきやすいです。血管が傷つくと皮膚の傷と同じに治そうとします。そのため血管内壁に血小板や血球が固まり、血栓となりやすく、血行障害をの元になります。冷房などで体が冷えて末梢血管が細くなると、血行不良となります。
偏食も血管に問題を起こします。ビタミンB6、B12、あるいは微量元素の銅、クロム、モリブデンなどが不足すると動脈硬化になりやすくなります。

淤血(おけつ)の症状とは?

どんな症状だと淤血(おけつ)なのでしょう。

1)痛む

中医学で「通せざれば則ち痛む」という言い方があります。つまり、血の流れが悪い箇所は痛むということです。なんとなく雰囲気はわかりますよね。

2)黒ずむ

血の流れが悪い、この部分は色が出やすいのです。出血の色が黒くて固まりがあったり、皮膚に暗紫色のアザは瘀血(おけつ)と見られます。

3)しこる

ちょっと難しい表現です。血の流れが悪い部分が長期にわたると、流れの悪い部分が少し固くなってくるのです。また、血が肉となる、と言われるように、血の流れが悪いと肉がかたまります。これは腫瘍の場合もあります。

瘀血(おけつ)の症状「痛む」「黒ずむ」「しこる」のですが、では体のどの部分のどのような状態なのか、簡単に説明したいと思います。

全身の関連症状

血液は全身を流れています。そのため淤血(おけつ)が原因と考えられる症状は全身に見られるのです。頭痛、肩こり、物忘れ、痴呆、精神神経症、動悸、心臓の締め付けるような痛み、半身のしびれ、手足の冷え、のどの渇き、発熱、腹部膨満感、腹水、タール上の黒い便、痔、疲労倦怠感、喘息、関節のしびれや痛み、など沢山の症状があるのです。

女性の症状

月経痛、月経の遅れ、月経量が多く色が黒っぽい、月経に固まりがある、早い閉経、不妊症など。他にもありますが、書ききれません。これらの体に表れる症状は、ほとんどが直ぐに病気になるわけではありません。しかし、病気の前兆として捉えることができます。このような症状がある場合は、生活習慣を見直して、食事、運動などをきちんを管理、調整し、漢方で素早く対応するのが良いでしょう。

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